ドイツでマリファナ合法化？開始と同時に1500人以上が喫煙開始

ビールの国として知られるドイツが1日から大麻の使用を部分的に合法化し、18歳以上の成人は最大25gの大麻を所持できるようになりました。

1日、ドイツの首都ベルリンのブランデンブルク門前では、ドイツの大麻合法化を祝う集団喫煙イベントも開催されました。このイベントには約1,500人が参加し、真夜中になると同時に大麻に火をつけました。

ドイツ政府が大麻を合法化した理由は、闇市場における大麻の流通を抑止するためです。

現在、大麻の闇市場が問題となっており、今後さらに拡大すると予想されるため、完全に表に出して合法的な枠組みの中で管理するという立場なのです。

ドイツ当局が実施した調査の結果（2021年時点）、大麻を1回以上喫煙した男性が10.5％以上、女性が6.8％以上であることが判明し、18～24歳の成人層で最も多く分布していることが分かりました。

この法案の可決により、ドイツの18歳以上の成人は、最大25gまで大麻を所持することが可能になり、大麻を3株まで栽培することができます。

しかし、他人と大麻をやり取りすることは依然として違法です。大麻は「大麻クラブ」と呼ばれる非営利団体を通じて購入することができます。

当然、未成年者による大麻の使用は禁止されています。さらに、スポーツ施設や学校の半径100m以内では喫煙することができず、歩行者専用道路では、午前7時～午後8時の間は、大麻を喫煙することはできません。

もし、ドイツに住む韓国国籍の人が大麻を喫煙した場合、大韓民国の麻薬類管理法によって処罰されることになります。そのため、韓国国籍の人は、大麻入りタバコはもちろんのこと、食品や飲料などを摂取する行為は避けるべきです。

実際、大麻を部分的ではなく完全に合法化したウルグアイやカナダなどの国でも、闇市場の抑制は完全に達成されていない課題として残っています。

実際、大麻の闇市場の抑制は、短距離走ではなくマラソンのように長期的な目標を設定する必要がある長い道のりではありますが、闇市場の抑制のために大麻を合法化するということについて、懐疑的な声も少なくありません。

この記事は、ドイツの大麻合法化に関する情報を伝える目的で作成されました。

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